使用済み食用油の再利用方法|バイオディーゼルからSAFまで

使用済み食用油の再利用方法|バイオディーゼルからSAFまで

「回収された使用済み食用油が、その後どのように再利用されているのか詳しく知りたい」「SAFなどの新しいリサイクル用途が増えていると聞くが、自店舗の油も役に立っているのだろうか」 使用済み食用油の買取が当たり前となった現在の市場環境において、このような疑問をお持ちの飲食店経営者様や食品工場のご担当者様は少なくありません。

かつては飼料や石鹸などの用途が中心だった使用済み食用油ですが、近年は地球温暖化対策の切り札として、バイオディーゼル燃料(BDF)や持続可能な航空燃料(SAF)への再利用が急速に拡大しています。特に、キャノーラ油や大豆油などの植物性油脂は、これらの次世代エネルギーの主原料として世界中で争奪戦となっており、その価値はかつてないほど高まっています。

本記事では、使用済み食用油の代表的な再利用方法から、注目を集めるSAFの現状、そして関口油脂の高品質なリサイクル体制までを詳しく解説します。

「複数エリアの店舗をまとめて、環境貢献にも繋がる業者に回収を任せたい」 このようなお悩みをお持ちではありませんか?関口油脂は、全国28都道府県の幅広いエリアで使用済み食用油の回収に対応し、既に多くの飲食店様・食品工場様との取引実績を持っています。自社リサイクルプラントによる一貫処理で高価買取を実現し、定期回収や容器の無償貸し出しにも対応しています。

使用済み食用油の主な再利用方法とは?

回収された使用済み食用油は、精製・加工を経て様々な用途に生まれ変わります。ここでは、現在主流となっている4つの再利用方法について解説します。

1. 持続可能な航空燃料(SAF)

現在、最も注目を集めている再利用方法がSAF(Sustainable Aviation Fuel)です。SAFは、従来の化石燃料由来のジェット燃料と比較して、温室効果ガス(GHG)の排出量を大幅に削減できる次世代の航空燃料です。使用済み食用油(主に植物性油脂)は、このSAFを製造するための最も有力な原料の一つとして、世界中で需要が急増しています。

2. バイオディーゼル燃料(BDF)

バイオディーゼル燃料は、軽油の代替としてトラックやバス、農業機械などのディーゼルエンジンで使用される燃料です。使用済み食用油を化学処理して製造され、燃焼時のCO2排出量が「カーボンニュートラル(実質ゼロ)」とみなされるため、環境負荷の低いエネルギーとして広く普及しています。

3. 飼料用油脂

養鶏や養豚などの家畜用飼料に添加する油脂としての再利用も、伝統的かつ重要な用途です。飼料に油脂を加えることで、カロリー(エネルギー)を高め、家畜の成長を促進する効果があります。

4. 塗料・インク・石鹸などの工業用原料

精製された油脂は、工業製品の原料としても幅広く利用されています。例えば、印刷用インクの溶剤、塗料の原料、あるいは石鹸や洗剤の原料となる脂肪酸の抽出など、私たちの身の回りにある様々な製品の製造に役立てられています。

再利用方法主な用途・特徴原料の適性
SAF(航空燃料)航空機の温室効果ガス削減の切り札植物性油脂(キャノーラ油・大豆油など)が主
BDF(ディーゼル燃料)トラック・バス等の軽油代替燃料植物性油脂が主
飼料用油脂家畜の成長促進・カロリー源植物性油脂が主
工業用原料インク、塗料、石鹸などの原料幅広い油脂が利用可能

なぜ今、SAFへの再利用が注目されているのか?

数ある再利用方法の中でも、近年特にSAFへの注目が高まっているのには明確な理由があります。

1. 航空業界の厳しい環境規制と削減目標

国際民間航空機関(ICAO)は、国際航空分野におけるCO2排出量を削減するため、厳しい目標を掲げています。航空機は電動化や水素化が技術的に難しいため、既存のエンジンでそのまま使用できるSAFの導入が、目標達成のための事実上唯一の手段となっています。

2. 植物性油脂(キャノーラ油・大豆油)の価値向上

SAFの製造には、品質が安定しており不純物の少ない植物性油脂が適しています。日本の飲食店や食品工場から排出される使用済み食用油は、キャノーラ油や大豆油などの植物性が主流であり、かつ品質管理が行き届いているため、世界中から優良なSAF原料として高く評価されています。一方で、動物性油脂はSAFやBDFの原料としては使用できない事もあるため、用途に応じた適切なリサイクルルートの確保が重要です。

3. グローバルなサプライチェーンにおけるISCC認証の必須化

SAFの原料として使用済み食用油を供給する場合、その油が「持続可能かつ適切に回収・処理されたもの」であることを証明する必要があります。そのため、回収から製造までのサプライチェーン全体で、国際的な持続可能性基準である「ISCC認証」の取得が求められています。

関口油脂の取り組み

高品質なリサイクルと高価買取の両立

関口油脂では、飲食店様や食品工場様から回収した使用済み食用油を、最新の設備と徹底した品質管理によって、価値ある資源へと再生しています。

ISCC認証取得済!グローバル基準の信頼性

関口油脂は、国際的な持続可能性基準であるISCC認証を既に取得済です。これにより、回収した使用済み食用油をSAF原料などの環境価値の高い用途へ確実に繋ぐことができ、お客様のSDGs推進やESG経営を強力にサポートします。

自社リサイクルプラントによる一貫処理と高価買取

回収から精製・リサイクル処理までを自社プラントで一貫して行うことで、中間マージンを徹底的に排除しています。この効率的な体制により、市場相場に合わせた適正かつ透明性の高い高価買取を実現しています。

現場の負担を減らす柔軟な対応(油脂の混在もOK)

関口油脂では、植物性油脂と動物性油脂の混在があっても回収可能です。現場スタッフの分別の手間を省き、オペレーションの負担を軽減します。また、食肉残渣や生脂の買取にも対応しており、専用容器の無償貸し出しや定期回収など、お客様のニーズに合わせた柔軟なサービスを提供しています。

東日本をカバーする広域回収ネットワーク

東日本を中心とした幅広いエリアの回収に対応しています。複数店舗を展開する企業様でも、窓口を一本化して効率的な運用が可能です。お問い合わせに対するレスポンスの早さも、多くの企業様から評価されています。

まとめ

本記事では、使用済み食用油の再利用方法について解説しました。ポイントは以下の通りです。

・使用済み食用油は、SAF、BDF、飼料、工業用原料など多様な用途に再利用されている

・特に、航空業界の脱炭素化の切り札であるSAFの原料として、植物性油脂の価値が急騰している

・動物性油脂はSAFには不適だが、飼料や工業用途など適切なルートでリサイクルされる

・関口油脂はISCC認証を取得済であり、自社プラントによる一貫処理で高価買取を実現している

使用済み食用油が「廃棄物」ではなく「貴重な資源」として取引される現在、そのリサイクルの行方を知ることは、企業としての環境責任を果たす上でも重要です。適正な処理ルートを持ち、かつ利益面でも貢献できるパートナーを選ぶことが、持続可能な事業運営に繋がります。

使用済み食用油の高価買取や、環境に配慮した適正なリサイクルをご検討なら、ぜひ一度関口油脂にご相談ください。関口油脂はあなたのエリアも回収範囲で、既に多くの取引実績があります。自社リサイクルプラントによる一貫処理で中間マージンをカットし、最適なプランをご提案します。ISCC認証も取得済であり、SDGsやESG経営の推進を強力にサポートします。

>>無料相談・お見積もりはこちら

>>関口油脂の使用済み食用油の買取・販売サービス詳細はこちら

\ この記事の著者 / 関口 尚紀

[(株) 関口油脂 経営企画室 室長]

関口 尚紀

[ Contact ]

お問い合わせ

回収先をご検討中のお客様、お悩み事やお困りごとをお持ちのお客様、小さなことでもお気軽にお問い合わせください。
担当者より、速やかにメールまたはお電話にて折り返しご連絡させていただきます。