飲食店の厨房や食品工場から日々排出される大量の使用済み食用油(廃食油)。その処理に頭を悩ませている経営者やご担当者様も多いのではないでしょうか。
「毎日大量に出る廃食用油、処理コストがかさんで困っている…」「最近、廃食用油の買取価格が上がっていると聞いたけど、本当だろうか?」――このようなお悩みをお持ちではありませんか?
実は、これまで「コストをかけて処分するもの」と捉えられがちだった廃食用油は、今や世界的な需要の高まりを受け、価値ある「資源」として注目されています。本記事では、廃食用油の最新の買取相場から価格高騰の背景、そして1円でも高く売るための具体的な方法まで、創業50年以上の実績を持つ関口油脂が専門家の視点から徹底解説します。
「廃食用油の処理コストを削減したい」「買取価格の適正な相場が知りたい」そのようなお悩みをお持ちではありませんか?私たち関口油脂は、飲食業界や食品製造業界の現場に深く入り込み、お客様一社一社の状況に合わせた最適な廃食用油の買取・リサイクルプランをご提案します。収集から自社プラントでの再資源化までワンストップで伴走し、お客様のコスト削減と環境貢献の実現を成功へと導きます。
廃食用油の買取価格は上昇傾向!2026年最新の買取相場
結論から言うと、廃食用油の買取価格は明確な上昇傾向にあります。2026年2月現在の相場は1kgあたり10円~60円程度で、油の「品質」「量」「地域」「業者」によって変動します。
| 時期 | 買取価格相場(/kg) | 背景 |
|---|---|---|
| 2023年頃 | 5円~30円 | バイオ燃料需要の黎明期 |
| 2025年頃 | 10円~50円 | SAF需要が本格化 |
| 2026年現在 | 10円~60円 | 政府支援策の後押しで高値安定 |
数年前までは無償、あるいは処理費用を支払って引き取ってもらうのが当たり前だった廃食用油が、なぜこれほどまでに価値を高めているのでしょうか。その背景には、世界的な環境意識の高まりと、エネルギー事情の大きな変化があります。
廃食用油の買取価格が上がっている4つの理由
【理由1】次世代航空燃料「SAF」の原料として需要が急増
価格高騰の最大の要因は、SAF(持続可能な航空燃料)の原料として廃食用油への需要が世界的に急増していることです。SAFは従来の航空燃料と比較してCO2排出量を最大約80%削減でき、航空業界の脱炭素化の切り札として期待されています。
EUでは域内空港でのSAF混合を段階的に義務化しており、2030年に6%、2050年には70%という高い目標を掲げています。SAF製造の主要技術であるHEFA技術において、廃食用油は最も効率的で環境負荷の少ない原料の一つとされており、世界中の航空会社やエネルギー企業が廃食用油の確保に動いています。
【理由2】国がSAFの導入を強力に後押し
日本政府は「2030年までに国内航空燃料の10%をSAFに置き換える」目標を掲げています 。2026年1月には、SAF購入費用の支援や石油元売りへの混合義務化も検討されていることが報じられました。
さらに、経済産業省は2029年度までに製造技術開発・設備投資支援に約4,000億円を充てる計画です。2025年5月には羽田空港や関西空港でSAFの定期便への供給が始まり、大手石油会社も量産体制の構築を進めています。こうした国を挙げた取り組みが、廃食用油の需要と買取価格をさらに押し上げています。
【理由3】世界的な原料争奪戦の激化
SAFの需要急増により、廃食用油の世界的な争奪戦が起きています。従来の飼料・石鹸・塗料向けリサイクルに加え、SAFという巨大市場が出現したことで、需要が供給を大きく上回りました。廃食用油は「廃棄物」から「お宝」へと変貌したのです。
日本国内で回収された廃食用油が、より高い価格を提示する海外バイヤーに輸出されるケースも増えており、国内のリサイクル事業者やSAF製造事業者との間で原料確保競争が激化しています。
【理由4】飼料・肥料など従来のリサイクル需要も堅調
SAFだけでなく、廃食用油は家畜の飼料や肥料としても根強い需要があります。関口油脂のような専門業者が自社プラントで製造する高品質な再生油脂は、栄養価が高く安全な飼料・肥料として畜産農家から安定した需要を得ています。SAFという新しい柱に加え、従来からのリサイクル需要が堅調であることが、廃食用油の価値を底堅く支えています。
廃食用油を1円でも高く売るための5つのコツ
【コツ1】品質を高める――不純物の徹底除去
買取価格は油の品質に大きく左右されます。水分や揚げカスなどの不純物が少ないほど、精製コストが下がるため高値がつきます。日々の少しの手間が、買取価格の大きな差となって返ってきます。
品質を高める保管のポイント 油が熱いうちに目の細かい濾し器で揚げカスを除去し、蓋付きの専用容器(一斗缶など)で雨風の当たらない屋内に保管しましょう。鉱物油や他の液体、ゴミの混入は厳禁です。
【コツ2】国際認証を持つ信頼できる業者を選ぶ
廃食用油がSAFの原料として注目される今、サプライチェーンの持続可能性を証明する国際認証の重要性が高まっています。その代表がISCC認証(持続可能性及び炭素に関する国際認証)です。
関口油脂では2025年9月にISCC認証を取得しました。認証取得業者への売却は、廃食用油が環境価値の高い製品へ確実にリサイクルされた証明となり、企業のSDGs・ESG経営への貢献を対外的にアピールする上でも大きなメリットとなります。
【コツ3】安定供給で有利な条件を引き出す
定期的にまとまった量を排出できる食品工場やスーパー、給食センターなどは、買取業者にとって魅力的な顧客です。安定的に回収できる見込みがあれば、業者も効率的な回収ルートを組めるため、その分を買取価格に上乗せしてくれる可能性があります。年間契約など長期取引を前提に交渉してみましょう。
【コツ4】自社リサイクルプラントを持つ業者を選ぶ
回収のみを行う専門業者は転売時に中間マージンが発生します。一方、関口油脂のように自社リサイクルプラントを保有する業者は中間コストが不要なため、その分を買取価格に還元できます。回収から再資源化まで一元管理されるため、トレーサビリティも明確で安心です。

まとめ:廃食用油は「コスト」から「資産」へ
もはや使用済み食用油は「廃棄物」ではなく、企業の収益に貢献し地球環境を支える「価値ある資産」です。その価値を最大限に引き出すには、日々の品質管理と信頼できるリサイクルパートナー選びが鍵となります。
関口油脂は、創業50年以上のノウハウ、関東10都県をカバーする収集ネットワーク、そして自社リサイクルプラントを強みに、お客様の廃食用油を最も価値ある形で未来へつなぎます。ISCC認証の取得により、国際基準の持続可能性をお約束します。
貴社の廃食用油、いくらになるか試算してみませんか?
関口油脂では、廃食用油の買取に関する無料相談・お見積もりを随時受け付けております。処理コストの削減やSDGsへの貢献に関心のあるご担当者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。専門のスタッフが、お客様の状況に合わせた最適なプランをご提案いたします。
